私の本当の思いとは
学校を卒業してから一体私は何をやっているんだろうか......
最近(というかずっと)そんな事を考えています。
ちゃんと勉強したかったんですよね、私は。
きちんと数学や物理学を勉強したかった。その思いは今でもあります。
なんで学生時代に出来なかったんでしょうか?
思い出せば、やり始めた作業を最後までやらなかった事が原因なのではないかとの考察が頭の中に浮かびます。
始めた宿題や、やろうと思った課題をやりきる前に他の事をやってしまってやるべき事が中途半端のままになる。
そして中途半端のままに卒業してしまった。
量が膨大だったからとか、内容が難しかったからとか言い訳はいくらでもありますが。
卒業したからそれで良しで新しい道を行けばいい、と世間一般では言うのかもしれません。
しかし、
私は心残りなのですよ。
「きちんと勉強していなかった」という事実が。それが今の私、場合によっては未来の私にのしかかってくる事が。
大学に通って、勉強しながら自分のやりたい事を見つけなさいと親には言われました。
けれどそんなものは見つからなかったのです。
やりたいことも分からず、学問にも集中出来ない。むちゃくちゃな学生時代だったな。
結局、現在も社会が言うような自分のやるべき事や夢や目標みたいなものははっきりと言えない状態です。
何かの為に努力しているとか何かを目指していると言ったものはない。「何者かになる」目標ははっきりとは言えない。
強いて言うならば、「生き残る事」が目標であると言えるでしょうか。
とにかくお金を稼いで生き残る。雇われずに。
その一方で、もう一度勉強したいのです。
結局、自分がやりたいと思った事はやり遂げなければ気が済まないんでしょう。それが自分の努力でなんとかなる事なら尚更です。
私は勉強がしたいのです。間違いなく。
お金を稼ぐなんてことは考えずに、勉強に集中したい。
自分がやり残した事をやってしまいたい。
今更そんな事をやるなんて時間の無駄だとか、過去に戻ろうとしているだとか、自分の殻に引きこもっていると指摘を受ける事があるかもしれません。
ですが私は中途半端なままなのです。やるだけやり切って、あぁあれは無駄だったんだと分かるのならば「次」に進めますが、途中で投げ出してしまったら0からまた何かを始めなければなりません。最後までやり遂げないと、自分が正しかったのか、間違っていたのかも判断が付きません。
もし、やり切った上で何もかも間違いだと分かったら
私は晴れて愚か者になれます。
愚か者として自分の失敗を人に話せるでしょう。
今のままでは、挑戦も失敗も何もしていません。
やるだけやり切って、最後までやり遂げて、自分を納得させたい。
それが今の私の思いです。