Go!プリンセスプリキュア考察
1月31日に終了したアニメ、Go!プリンセスプリキュアについて疑問点を書きながら考えを綴ってみます。
今書かないと書けそうにないので。
1.この作品における「プリンセス」って何だったんだろう?
単に童話で描かれる周りからちやほやされるような女性のことを言うのか?高貴なる女性のことを指すのか?強く優しく美しくあればいいのか?
それがよくわかりませんでした。こういうのって初めに決まっていないといけないと思うのですが、最後までよくわからないままでした。
そもそもプリンセスって地位を表すものだから、なおさらその言葉を使う意味を見出したかったのですが......
2.はるかがプリンセスに憧れた内容は何なのか?
ある程度作中で描かれてはいます。しかし童話のプリンセスになりたいだけなのでしょうか?どのようなプリンセスになりたいのでしょうか。その中身はよくわからないままです。だからプリンセスになりたいとの夢もよくわからないものに見えました。
3.全寮制設定はどうだったか?
劇中でノーブル学園の様子は概ね描かれていたとは思います。しかし足りないとも思う。なんせこの作品の”舞台”なのでその設定がそのまま作品の内容に直結します。
気になるのは第4話で早くも学園外が舞台になったことです。キャラクターが揃う序盤で学園を見せずに他の場所を見せてしまっては学園ものの魅力を削いでしまうと感じてしまったのは私だけでしょうか?
無論ダメってわけではありません。序盤は面白いのです。ただこの時に学園も活躍して欲しかった。
4.で、プリキュアは何?
ホープキングダムに伝わる伝説のプリンセスが戦うプリンセスなのはいいとして、プリキュアは何なのか?まあ「戦士」ってことであまり深く追求するものではないのかも。
Go!プリンセスプリキュアについてあれこれ考えています。
— 生存疾走 (@Y_synchro) 2016年1月31日
昨日あれこれ考えて手元のノートに沢山書いてしまいましたがここには書きません。どうでもいい内容も沢山ありますから。
さて、この作品どうだったか?
序盤は面白かった、というのが私的最終結論です。
はるかのプリンセスになりたいとの夢に中身は伴うのか?
ゆいとの関係はどうなるのか?
バイオリン仮面とどんなバトルをするのか?
なかなかワクワクさせてくれました。
11話のクローズ戦でのゆいの活躍、良かったですね。
12話もコミカルな勝負や小ネタで楽しませてくれました。
惜しいのは13話。
トワイライト初登場回!ではるかのバイオリンが中心になる話。ここはもっとトワイライトに尺を振っても良かったんじゃないだろうか。初見の時インパクトが弱いと思ってしまった。
で、21話で退場。あぁ勿体無い。
トワイライトにしろ、魔進チェイサーにせよ、魅力ある悪役がいなくなるのは寂しいものです。
その後の展開はあまり楽しめませんでした。
各キャラクターの行動理由がしっかりしていないと、作品にのめり込めないのです。
映画は楽しめました。
最終的に叩き潰すでも和解するわけでもなく、夢と絶望が共存するのは非常にプリンセスプリキュアらしいと感じました。この結論は大変良いものだと思います。
こうして書いてみると、個々のキャラクターが夢へ向かう様はいいのですが、世界観や作品設定が気になるものと知りました。設定、大事ですね。
次週からは魔法つかいプリキュア!が始まります。発表を聞いた時は魔法使い路線なのかプリキュア路線なのか戸惑わされましたが、どうやらプリキュア路線でいく様子。
ま、見てみないとわかりませんが......
興味を持っていただいてありがとうございます。こちらの記事もよろしくお願いします。