やはり、意識高い系をバカにしている場合ではない
セルフブランディングとか、人脈形成とか、なりたい自分になるとか巷で言われている「意識高い」に比べれば大分レベルの低い話です。
ひとまず自分がtweetしたり保存しておいた記事を引用してみます。
自分に自信がないと悩んでいる人は、自分に自信がないこと状態を心から望んでそうなっているということにまずは気付いた方がいい。
— 川口 美樹 (@kawaguchi_AAA) 2016年2月13日
自信がない人には、自分に自信がないと思うことで、自分が助かっているところが絶対にある。
その無意識に助かってるところを見つめないと自信はつかない。
「新入生へ一言」には「好きなことをしてください。ご心配なく、何をしても必ず失敗します。若いんだから、それは仕方がない。でも、人に言われて不本意ながらしたことが失敗しても、その経験からはあまり学ぶものがありません。自分で選んだ生き方の失敗からはたくさん学ぶことができます。」
— 内田樹 (@levinassien) 2016年3月2日
意識高い系の是非と価値観押し付け問題について - grshbの日記 http://t.co/Z09kF4PGxT
— 生存疾走 (@Y_synchro) 2014年3月16日
「意識高い系」という病 ?ソーシャル時代にはびこるバカヤロー? (ベスト新書)
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たくさんありますね。探せばもっとありますが、私が見てきた範囲であげてみました。
意識を高く持ってキャリア形成に挑み、充実した毎日を送れるようにする......
大いにいいことです。外野から何もしない人間が嘲笑することではありません。
挑戦して1回や2回で失敗するのは当たり前。むしろ失敗すらできないことを恐れるべきです。
......なんて話をしてもいいのですが、このブログはもっと違う話をします。
意識低かったらどうなるのか、って話です。
人それぞれ、何を目的にしているか、何を考え意識していくかは各々の自由です。
お金に執着する人。
人間関係に注意を払い続ける人。
遊びの時間に精を出す人。
それぞれ、あります。
しかし何もなかったらどうなるのでしょうか。
日々やる仕事は自分の範囲をやるだけで他の仕事とのつながりに興味を持たず、周りの人間関係も見えない。
健康のことなど気にせず暴飲暴食を繰り返し体調管理もままならない。
ファッションに無頓着。
お金に関しても支払い期限を過ぎてもまぁいいかと考えたりする。
締め切りに遅れることにも何も感じない。
...書いて見れば、意識低いというより怠惰ですね。
ただ単に意識が高ければいいというものではないのですが、何にもアンテナを張っていないで生きていると、とんでもない人間が作られていく可能性があります。
アンテナを張り続けていく為には、単に自分の意識を高くもっているだけではいつかモチベーションがさがります。意識を持ち続けられる環境、例えば自分の成績を常に問われるような環境にいることが意識を持ち続ける為に必要です。
(書いてみれば普通だ。)
速読トレーニングをしようとして半年程度で終わっちゃったり、毎日少しずつ掃除をしようとして数日も続かなかったり、簿記の勉強をしようとして数ヶ月も続かなかったり、ブログの勉強をしようとして何も始まらなかったりと意識はどこかで終わってしまうことは多いです。(全部自分の話です)
だから、意識の高い人やアンテナを張っている人をバカにしている場合ではない。
それだけでも尊敬すべきところなのですから。