大きな問題が起こっているのに、現場に丸投げする上層部は、無能である。
怒りに任せて、過去の労働話です。
まあ、ひどい現場でして。
今思えばどうしてあんな所で働いていたんだろうと思いますけど。
製造の現場があって、毎日納期ギリギリに追われていて、その問題のある状況をどうしようか現場の人間が話し合っているんです。
その問題が発生する原因はわかっている。
管理が出来ていないから。
作業を行う前に、今日の仕事量はどれくらいか。作業量・作業時間はどれくらいかかるかを計算していないから。
膨大な作業量を前に、その計算をすることをしたくないと思ってしていないから。
考えるより手を動かす方が速いからと思ってただ作業することだけを考えているから。
自分の持ち場を維持することだけを考えているから。他の分野のことを考えると自分が疲れるから。
こういう状況であると、現場レベルではなくトップが「仕事の仕組み」を作らなければなりません。
現場にどうにかしろの範囲を超えています。
それなのに、ミーティング。
いやもうだから。
上が決めることなんですよ。
現場の人間には問題はあるけど。
現場の問題じゃない。
仕事のシステムの問題なのだから。
それもシステムが悪いということじゃなくて、「無い」んですから。
本来会社が出来た時に作っておかなければいけないものが無いんですから。
上層部は自分たちが仕事をしていないことに気づかなければいけません。
昔はそれでも現場の人間が努力してうまいこと回していたのかもしれませんが。
その昔の現場が正しいものだと思い込んでいるのかもしれませんが。
やり方を知らない連中に任せても何も起きません。
その事実に気づいているのだろうか。
ま、無能はいつの時にか自分が無能であることの報いを受けるのです。
それに気付かない方が幸せなのかも。
そんなことないか。
気付かない地獄よりも、気付く厳しさの方がいい。