バスカッシュ!の話
まぁ、私はこの作品好きなんですね。
2009年。始まる時は何かと話題になったバスカッシュ!。
最初に知ったのはWEBアニメスタイルです。
(ネットで過去の情報に簡単に再会できるのって本当に便利。幸せ。ありがたい。)
この頃の私ってWEBアニメスタイルを熱心に見ていたんです。
えーだば創作術が連載されていました。
(めちゃくちゃ面白いですよ)
板垣伸監督のコラムもずっと見てましたよ。
感銘を受けたのはこの言葉。
そんな事くらいでDVDやBlu-rayの売り上げが倍増するなどとメーカーもスポンサーも思ってません。それどころか、その程度の話題性だけで企画が通るなどと思ってるクリエイターがどこかにいるとしたら、その人はよっぽどオメデタイ奴です。
http://www.style.fm/as/05_column/itagaki105.shtml
よく言ってくれた!
元々能力のある人が、こんなことを言ってくれているなら、面白い作品になるんじゃないかって、期待させてくれました。
開始前にこんな番組もやっていたし。
結構面白そうですよね。
さて第1話。
何でこんなに下ネタだらけなんだ?
やたらと美術が凄い。
フランスらしさの部分か。
第2〜7話
なんだかハイクオリティだけどもういいやーと思って積極的視聴をストップして、ハードディスク内にたまったり、たまらなかったりしていきました。当時の録画ね。
今見返すとかなり面白いのだなとわかりますが。
1話見てあっという間に見なくなったんですよね。当時。
第8〜14話
だんだん面白くなってきましたね。
コミカルな面もシリアスな面もハマってきた気がする。
第10話を何度も見た記憶があります。
バトルに集中できると面白くなるのか。
この感じはかつて夕方にやっていたゾイドに近いかな。
Runnnig On は名曲だと思います。
藤末樹さんの曲って好き。
何か縁があるのかな。
第二期OPも熱くていい。
こういう感じの熱さって好きです。
キャラクター自体は魅力的なんですけどね。
第15〜18話
なんで落ちちゃうんですかね。
これから月へ行くぞーっっっっっっっっ!ってぇ気分が!うち消えた。
テンションがとんでもなく下がりませんでしたか。
で、暗い。このアンダーグラウンド編。
物語の展開としては月に行った方が自然で伸びがいいですよね。
一回月に行ってから地球に戻った方がいいと思うんですけど、制作都合で何かあったのかな。。。
なぜモーションキャプチャそのままの動き使うかな。いや使うのはいいんだけど、視聴者にキャプチャそのままじゃんって思わせちゃいかんでしょ。それを差し引いてもハイクオリティだけどさ。
第19〜23話
他の話数はともかく、22話「クラッチショット」です。
バスカッシュ!で一番盛り上がる回です。
この話数があることで、バスカッシュ!は私の心の中に刻まれることになりました。
「僕が僕のまま」の音楽が鳴り響く所からが名シーンすぎる。熱過ぎる。
ハードディスクに撮っておいて本当に良かった。
この話数を見ていなかったら前のエピソードを見ようという気も、最終回まで見ようという気も起きませんでした。
それくらいこの話は大事。
見直しましたよね。この演出がなかったら残念なハイクオリティ作品として終わってました。
そう。私はこういうのが好きなのです。
第24〜26話
忙しいことしながら最後のリーグを3話済ませるって構成ミスなんじゃないかな。
やっぱりアンダーグラウンド編いらないでしょ。
ダンとアイスマンの「うおぉぉぉーーーーー」が最高。
少年漫画らしい展開で楽しませてくれました。
こちらの記事が大事なことを書いてあるので貼っておきます。
最後に言いたいのは、シリーズ構成の佐藤竜雄という人物の才能の凄さ。
全話見通して楽しいと思わせたのはこの人の力であると考えています。
キャラクターをちゃんと作っていたのは間違いない。
ちゃんと作られたキャラクターが互いに接触し、 競い合うだけでこうも面白いストーリーが作れるのか。
これだけ面白みのあるものを見せられると意識せざるを得ません。
この人の存在を。
え〜とまだ見ていないので、「飛べ!イサミ」も「学園戦記ムリョウ」も「宇宙のステルヴィア」も見ます。