コミュニケーションの問題というより、情報の問題
仲がいい悪い関係なしに、仕事をやるなら情報が必要です。
モノが出来上がるのはいつなのか。
どれが急ぎ品なのか。
動く時間を早めた方がいいのか、遅めた方がいいのか。
それらは全て情報を得ることで決定できます。
相手がやるべき仕事をやっていない、こちらがやるべき事を出来なかった。
その原因に、そもそも情報が行き渡っていないことがあります。
ある日、家に町内会の人が来ました。
とある会合に出席するかしないか聞きにきたのです。
対象は私ではなく祖母でした。
で、相手はすでに葉書を渡しているはずだと言うのです。
いや、その、あなたにとっては既知のことでもこっちは”今”知ったんですよ。
仕方なく、色々連絡をつけて情報を集めて欠席の連絡をいたしました。
もちろん相手が悪いわけではなく、祖母の側が連絡をしていればこのような事態にはならなかった。
しかし、何も知っていない相手に対してあなたは知っているはずだ・わかっているはずだとの態度で対話を迫るのは、ちょっと間違っている気がするんです。
私とあなたとの間には関係があるのだから、私の話や要求に応えて当然だと。
そうとは限らないですよね。
相手が何も知らなければきちんと説明しなければいけないのです。