他者のプライベートを覗き見ること
自分のことは自分でやらなきゃいけないって思ってました。
自分に関する情報は自分のみが管理すべきで、他者を巻き込むべきでないと思ってました。
さて、先日こんな事がありました。
家族親族の分の年賀状を作ろうとしたのです。
確定申告と同じですね。
昨年に作ったリストからどの人に出すか本人に聞いていきます。
多少の疑問は起こります。
なぜ私が他者がやるべき用事をやっているのか、と。
だって、私からすれば、やろうがやるまいがなんの損得も発生しません。
相手が受ける影響を私がコントロールしている状況をおかしいと思い続けています。
今年も気怠く聞いていったのですが、少し私の中で変化が起こりました。
相手の話を聞く中で当然相手のプライベートに関する情報を得る事になります。
私には関係ない事だろ。こっちには何をしたらいいかだけ教えてくれよ。と考えていたのですが。
ちゃんとやろうと思うとそうもいかない。
相手の事柄なのですが、実行する「私」がことを知っていないと何も出来ません。
相手と、相手の関係する人物のつながりを想像・把握しなければいけません。
相手から知らされる、教えられることで、その事に気付きます。
どうしても、[自分以外の人間の生活・プライベート]を覗き見る事になります。
こういう事って避けてたんですけどね。
なんだかそのことを受け入れらるように、他者が築いてきた人間関係を知ってコミュニケーションが出来るようになる気がします。
歳をとったせいかな。
コミュニケーションについてまた考えてしまいました。
情報の伝達というのは大事です。
言葉を交わす事が大事です。
自分が知りたい情報を自分ではなく相手がもっている事は多々あります。
なんとかする方法として直接訊く方法があります。
しかし、こちらから聞かなくても、相手が喋ってくれることで、情報を得ることも出来ます。
目的をもった会話ではなく、あまり目的を持たないいわゆる世間話からも情報を得る事はあるのです。
(ふぅ。ブログ書く事をサボってたから、言語化能力が落ちているのがわかります。
書きたい事があるからブログを書いていた昔と違って、ブログを書く事で言語化能力脳が動いている気がします。)
相手と話すためには、相手と自分の関係にだけ視点を向けるのではなくて、相手が関係している人の知識が必要になるのです。