表記・表示は重要!
とある仕事の1日です。
製品のボードに番号や数量を表すシールが貼っています。
ちょっとしたトラブルで中身を確認する必要がありました。
確認作業自体は簡単に終わったのですが、何かがおかしい。
ボードにシールが貼ってない。
え、失くしたんですか?
それとも別のものと差し替えてしまったのか。
さて、これが一人でやってる作業なら本人がただなんとかすればいいのです。
が。
整っていない状態で次の人のところへ回ってきました。
当然状況が飲み込めず、混乱します。
(この”次の人”が私だったのですよ。)
数を確認しようにも元々の数がわからないのだから確認のしようがない。
元々の数がどれだけで、サンプルとして見るために抜いた数がどれだけなのか全然わからない。
いろいろなところに訊きに行く羽目になりました。
で、訊き終わった後。
ボードが裏返しになっていたのがわかりました。
ア・ホ・か!
なんだよそれ。
そりゃわかるわけないだろ。
(ボードと製品の間にクッション材があるから、なかなか見ません。)
なんつー苦労をさせるんだ。
前任者はこのくらいの仕事でいいやと思ってやったのか、気づかなかったのか。
どちらにしても。
内容そのものは全然難しくないのに、表記や表示や表現が間違っていると、受け手には伝わらないって事です。
このくらいでいいだろうって思っていると間違う。
一方、受け手の側も受け取り、読み解く技量は必要です。
今回の件だったら、ボードをひっくり返してチェックすれば必要な情報にたどり着けました。
発信側の情報に「こういう事ですよね」と返す力が必要なんです。
とにかく、複数人で仕事をするときには、簡単な仕事をややこしくしないために、表示・表記を正確にしましょう!