生存疾走更新

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自分がどうすればいいかー「正しい」だけでは役に立たない

 

y-synchro.hatenablog.com

 

正しい理屈・正しい論理は存在します。

それは間違いない。

あなたが目の前にいる相手は、その正しさを実行できる能力があるのでしょうか?

正しいやり方を理解する能力があるのか?

相手が理解できる文脈で話しているか?

正しい論理は存在していても、人によって実行の方法は異なります。

皆それぞれにパラメータが違うからです。

 

12:00までに目的地に着かなければならないとします。

近い人は徒歩でいいでしょう。

少し遠い人は自転車。

より遠ければ車。

電車や飛行機や新幹線を使わなければならない人もいるでしょう。

ある人が遅刻しました。仮にAさんとします。

Bさんは怒ります。

普通に来れば間に合うはずだろうと。

Aさんには問題がありました。

道がよくわかっておらず、出発時刻も問題がない場合を想定して設定したので、本来出るべき時刻より遅い時刻に出発したことになります。

対して、Bさんは集合地点付近の地理を熟知している人です。

Aさんが出た時刻よりも遅い時刻に出発していながら、きちんと間に合いました。

Aさんの能力とBさんの能力は違います。

同じ「間に合わせる」でもAさんとBさんではやり方が違います。

Bさんは時刻ギリギリでもいいけど、Aさんはそうはいきません。

Bさんが、なんで私と同じようにできないのか、と言っても、あまり意味はありません。

対策はAさん自身が、自らの状況を鑑みて決めていかなければなりません。

他の人と同じやり方をとるわけにはいかない。

最も、他の誰かに良い道を教えてもらっていれば、遅れはなかったかもしれませんが。

(例え話が下手なんですよ。)

 

正しい理解は存在するとし、「じゃあどうすればいいのか」は各個人が見つけていくしかないのです。

そこを無視して、「私あの時ああ言ったじゃないか!」と言うのは違う気がするのです。

いくらあなたの言うことが正しくても、当人はあなたと同じやり方でできるわけではないのですから。