いや、わかってたのかよ。
過去の労働シリーズ。
何をどれだけやればいいかわからない。
働いていた時、日々物が降りかかってきて、機械で加工する仕事をしていました。
日によって多かったり少なかったりして、途中から追加がやってきたりして、一体いつ目処がつくんだろうと思いながら仕事をしていました。
その量がどれくらいあるかわからない。
とにかく持ってきたものをやらされるだけ。
期限がそれぞれ違うから、近いものからやっていかなきゃいけないのに、次から次へと持ってこられると混ざったりしてまた大変が増える。
これを整理しながらやらなければいけない。
おまけに自分の範囲だけやらなければいけないってわけじゃない。
他の場所の締め切りが迫っていると、そこに応援にいかなければいけない。
他の場所の必要仕事量もわかった上でどう動くか決めなければいけない。
その情報は実際にある物・くる物を見る事でしかわからない。
せめて事前に情報をくれるところはないものか。
リーダーにとってもか?
で、それは現場担当のリーダーにとってもわかっていないようだったのです。
次から次へと仕事が来て、自分の仕事をやりながら指示を出す必要があって、とても仕事量の把握が出来ているとは思えない。
そんなんだから納期ギリギリになる。
いったいどうなっているんですか?私がやらなければいけない仕事はどのくらいですか?って聞きたかったけど、それに答える能力がないのはわかっていたので、聞きませんでした。
わかってたのかよ
で、ある時、会社のミーティングに参加した時。
トップからだいたい1日A個作っているという話がありました。
ん?
ん???
いや、ちゃんと数値あったのかよ。
わかってたんかい。
その話一度も聞いた事なかったぞ。
ま、こっちは非正規だから、私が知らないのはいいんだけど。
なぜ現場の社員同士がその話をしない?
特にリーダーは絶対にすべき話だよね。
「今日の生産目標は〜〜です。その中でも大きいものは〇〇です」
って話があってもいいはずですよね。
てっきり全くわかってないものかと思っていましたけど、ちゃんとあったんですね。わかってたんですね。
上はわかってた。
そのことが現場まで伝わっていたのかは私は知らない。
しかしそのことを何一つ話さない人間がリーダーをやり、やらせていたわけですか。
何が必要なのか、わかっているんですか?
目標値がどれくらいなのか、実行する人間がわかっていないと、目標には到達しないのですよ。
この単純な事実はわかっていたのだろうか?