気が散っているを意識するようになった/矢野和男『データの見えざる手:ウェアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』
データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則
- 作者: 矢野和男
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2014/09/24
- メディア: Kindle版
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データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則
- 作者: 矢野和男
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2014/07/17
- メディア: 単行本
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詳細を書いている余裕はないのですが......
毎日毎日「やる事」を書き出してそれを実行する事がなかなか達成されない日々を繰り返しています。
何故できないのか?その答えがこの本に書いてあります。
1日に使えるエネルギーの量が決まっていると。
自分の時間を全て自分の自由に使えるわけではありません。
たとえ仕事をしていなくても。
消化できていない部分はありますが、本を読んですぐに訪れた変化があります。
それは、「気が散っている状態」を意識するようになったことです。
何かに集中して取り組んでいる時。例えば読書や会計作業などをしている時に他の事を思い浮かべてしまって、そちら側に意識が行ったりその行動に移ってしまった時に「ああ、今意識が分散しているな」と感じるようになったのです。
これってかなり大事なことではないでしょうか。
今まで分からなかったことに気付く。
自分の注意が分散している事なんて中々気付けません。(だからこそ気が散るのだと思いますが)
特に、注意を向ける対象が時々刻々飛び移ることはなかなか自分でコントロール出来ない事です。
それに意識が向けられるようになっただけでも大きいことではないでしょうか。
行為に集中し、没頭しているフロー状態でありたいものです。