キラキラ☆プリキュアアラモードの感想
1/28に終了したアニメ作品の感想をロクに全話見ずに語っていきます。
◯最初見た時の感想
・この5人バラバラだな。
・これは内容よりも、チーム神木がどう成長するかを見る作品なのでは?
これはドアマイガーDになると思ったんですね。
従来の”戦闘”が”料理”に変わって、お菓子作りながら戦って、最後相手に食べさせる的な展開を予測したのですが、実際の作品はどうだったか。
1〜11話
戦闘の演出が定まってないな。
クリームをパクトから出す......
クリームで敵を殴るのか、肉弾戦に+αしてのクリームアクションなのか、クリームを超能力的なもので操るのか。
なんだかできあがってませんね。
戦闘と料理を融合させればいいのに分けちゃってる。これは解消されていくのだろうか。
ジュリオ編(12~17話)
射撃技増えた。
キャンディロッドあるだけで戦いが見違えますね。
音楽はいいですね。
ビブリー・シエル登場編(18〜23話)
やっとまともに見れるようになってきた。
あ、そうか。
キラリンとピカリオの話がやっと、”話”って感じがする。
始まったのね。
板井さんだ。板井昭浩さんの名前がある!!
春の劇場映画にもあったけど。
キュアパルフェ編(24~32話)
個別の話が進んでいくだけ。
動物に乗るのって面白いけど。
ディアブル・グレイブ編(33~40話)
(このタイトルで合ってる?まぁいいか)
アニメーターの方々の頑張りのおかげか、見やすい感じがします。
34話面白いですね。
にしても「なんでみんな一緒にいる」のだろうか?
その答えは考えているのかな?
ジュリオ復活編(41~45話)
おかえり。
特段他の章と変わるところはない。
43話が割と好き。
最終決戦(46~49話)
これでみんなバラバラとか言うけど、最初からずっとバラバラだったよ。
バラバラな五人の物語を書くはずなのに、1つの出来事に全員の関心事が向かう話になっている。
(※個人の感想です)
これってかなり古い子供向けアニメのやり方ですよね?
若いスタッフが古臭いことをやっている。
ちょっと絶望した。
ま、色々書きましたが。
映画キュアモフルン後にキャラクターや設定や方針をまとめきる時間はなかったんだよなーと思わざるをえません。
そりゃ難しいと思います。
既存のプリキュアのフォーマットを使えず、新しいものを作るには時間も準備もなさすぎたのでしょう。
戦闘と料理を融合すべきだった。
巨大戦や、プリキュア自身がスイーツになるとか、自身にデコレーションを施すとか。
巨大アニマルを戦わせるなどの新機軸を盛り込むことも出来たはずです。
これまでのルールに縛られなくなっちゃったのですから。
まぁこれは外部の立場で後出しで言ってることです。
現実にぶつかればやりたいことなんてほとんど出来ないのかもしれません。
全体として、キャラクターとキャラクターの話があまりありません。
各個人各個人のストーリーが独立してそれらを束ねる形で作品が構成されています。
互いの感情が交錯することはない。
プリキュアらしくないですね。
この子達、多分他者に関心がないんだな、スタッフを含めて。
ん?
んん??
んんん??!
私前年も同じ事書いてませんでしたか?
互いをどう想っているのか表明されないみらいとリコ。
関係性や友情や絆の話が出てこないKPA。
あ〜そうか。
そういうことか。
現在の作品はGoプリンセスプリキュアの路線を引き継いでしまっています。
この「他者に関心がない」路線はGoプリンセスから始まっています。
Goプリンセスはいいんです。
あのめちゃくちゃなハピネスチャージの後ですし、一作くらいこんな作品があったっていい。
問題はこの後です。
魔法つかいプリキュア!は「魔法」を使いながらも手を繋いで変身するなどの初代プリキュア路線を目指したはずです。
......はずです 、と思っています。
けど上述した一番大事な部分を描いていない。
そしてKPA。
これはもう間違いなくGoプリンセスの路線を受け継いでしまっている。
これらの2作品が、考えて継承したというよりは、考えていないが故に継承してしまった感が濃厚。
......私の知っているプリキュアはそうそう簡単には戻ってきそうにないですね。
(※ここに書いてあることは執筆者の妄想を含んでいますので、信じる信じないはご自由に)