より痛い目に遭うこと、遭ったことから対処していく
確実に被害に遭うことに対しては対処する
日々の生活の中でやれていることと、やれていないことがあります。
- シューズボックスの中の整理をしようとして、出来ていません。計画を立てて1週間以上経っています。
- エアコンフィルターの清掃をしなければいけないのに、出来ていない。
- そもそも部屋の掃除機がけが出来ていない。
- ブログを書き進めていない。
- より儲かるビジネスを作り上げていない。考えてもいない。
- 体の老廃物が取れていない。
などなど。
やれていないことは多いんです。
その一方で、毎日洗濯する事は出来ている。
これは、時刻までに洗濯をしていないと、確実に次の時間で損害を被ることがわかっているからです。
だから必ずやる。
他の行動に関しても同じことが言えます。
より被害を被るとわかっていること、またはそのような経験をしたことに対しては、どれだけ忙しくてもきちんと対処します。
大した痛い目じゃなかったら?
これがそうでないことであると、事態は違ってくる。
問題が発生したとしても、その場しのぎで対処する事が出来てしまったり、ガムシャラに動くことで解決してしまったり、誰かが助けてくれて事無きを得てしまったりした事で、「あ、なんとかなるな」と学習してしまっています。
本来なら同じことを2度と繰り返さないと心に刻んで、違う自分に変化しようとしなければいけないのですが、ベストな方法とは言えなくとも局面を乗り切ってしまったことで、「これでいい。努力しなくていい」との間違った教訓を得てしまっているのです。
あなたの身近にいる人が、何度も不利益を被っているのに、変わらない理由は、ここにあるかもしれません。
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トラブルや問題に当たって、大変な思いや悪い経験をしても、乗り越えてしまうことで、なんとかなるとの経験を得る。
その経験を得るから、乗り切れてしまうことがわかってしまったから、同じ事態に遭遇しても何の対処行動を取らない。
だってなんとかなるんだから。
プロセスはどうあれ、結果はうまくいくのだから。
実際、うまくいきます。
- 休みの前日に風呂に入らなくても、翌日に入ればいい。なんとかなる。
- 掃除が遅れても、ちょっと不快感はあるけど、暮らせないわけじゃない。
- 明日の分の仕事を今日やらなくても、明日やればなんとかなる。
なんとかなってしまう。
ここに、問題の根っこがある。
本当は痛い目に遭っている。
十分被害を受けているんです。
それなのに。
「成果を出す」という一番目の所だけを見て、そこさえ出来ていればいいと思って、他の部分を見ないようにする。
- 予定していた理想の時刻より遅れているのに。
- 精神的余裕を持って出来たわけではないのに。
- 他の仕事を掛け持ちでやりたくないのにやらざるを得なかった。
これらの問題点を、終わった際に、忘れる。
自分が良くないのだと気づかなければならない
なんとか出来ている、なんとか生きているから自分は大丈夫だと思っていませんか?
全然大丈夫じゃないですよ。
思っていたら目標のレベルが低すぎる。
魂のレベルが低すぎる。
あなたの日常はうまくなんかいってません。
もちろん私もです。
日常生活の中に問題はたくさんある。
痛い目にたくさん遭っている。
それなのに、乗り越えてしまったことに関しては改善しようとしない。
本当に害を受けることだけに対して、動いている。
この事実に気づいていない。
悪い現状を打開し、新しい自分になるためには。
自分は痛い目に遭っているのだと気づく必要がある。
少し先の被害を防ぐために今やらなければいけないことがある。
ちょっとした摩擦を消していく。
乗り越えてOK、じゃないんです。
出来ていないことがたくさんある。
自分の目標・夢をあきらめないんです。